プエラリアの過剰摂取に注意

バストアップサプリとして有名なプエラリアは学名からプエラリア・ミリフィカとも呼ばれています。タイ原産の植物の根から採取されますが、現地では古くからイモとして食用にされています。

プエラリアは女性ホルモンに似た働きをするイソフラボンを大豆の40倍も含んでいると言われています。ところがプエラリアにはイソフラボンよりもさらに女性ホルモンの活性力の強いミロエストロールやデオキシミロエステロールを含んでいます。

これらの成分は医薬品のホルモン剤と同等の効果があるので、更年期障害やホルモン置換療法の医薬品としての利用が研究されていましたが、効果の遅効性、持続性などの問題があって開発が断念されました。しかし、プエラリアの女性ホルモンのような作用は美肌やバストアップに効果があるとされて、サプリメントに利用されています。

女性ホルモンのような作用のある成分の過剰摂取は副作用を考えなくてはなりません。日本人は豆腐や味噌などからも大豆イソフラボンを摂取しているので、食事以外で摂取する上限を1日30mgとされています。プエラリアに含まれるイソフラボンは大豆のほぼ40倍であり、さらに強力な活性力のあるミロエストロールを含んでいるので摂取には注意が必要です。

現地のタイではプエラリアの摂取量は1日100mgまでとされています。さらにタイでは厳しい輸出制限がされているので入手が困難であるとされています。また、植物のプエラリアの判別は現地の人でも非常に困難であり、異物の混入やプエラリアが含まれない可能性もあるとされています。

平成16年にプエラリアを含む商品のDNA分析を行ったところ12品中6品にしかプエラリアの遺伝子配列が検出されませんでした。

プエラリアを含むバストアップサプリの購入の際には信頼できるメーカーから購入する必要があります。でも、成分表示ほどプエラリアの成分が含まれていなければ過剰摂取の心配は少なくなるかもしれませんね。